落花生ラッコの楽しい生活

僕、落花生ラッコの日常を綴っています。

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「暁のヨナ」という生活必需品のような漫画

 

こんばんは。ご無沙汰してます。落花生ラッコです。

 

10月の中旬あたりから中間、期末テストがあり、めちゃくちゃおかしい日々を送っていました。

 

現在はというと、テストが終わって大体の結果も返ってきて、友達と打ち上げ的なご飯にも行き終えたところです。めちゃくちゃ落ち着きましたね。

 

それで、テスト期間等に僕は暁のヨナというアニメを前の席のやつから教えてもらいました。

 

みなさんはご存知でしょうか?この暁のヨナという少女漫画を。 

 

簡単に説明しますね。

高華王国(こうかおうこく)ってとこの王女、まあ今の日本でいう佳子さま的な(?)主人公のヨナちゃんが、誕生日にガチでとんでもなことになって仲間と共に旅をする物語です。

 

もう結論から言わせてもらいますね。

 

これは生活必需品レベル

 

そりゃ僕も男の子ですから、友達からおすすめされた時は「shshsh少女漫画ぁぁぁぁぁああ??????」ってなりましたよ。ですが蓋を開けてみりゃなんだこの女、なんだこいつ!!なんだなんだ!なんなんだよこいつラァぁぁぁ!!!ってなりましたよ。冒険の中での成長や、主人公ヨナの揺るがない心、イケメンの雷獣の雇い主を敬う気持ち、仲間同士の信頼感。全てが素晴らしいと言ってもいい。

 

いやほんとに!!わかりますかね、もう僕はこの作品とともに過ごしていたのでこれは生活必需品といえます僕は。

 

 まず1話を見まして、初めに「なんだよ三国志調のやつかよ...」と落胆しました。僕はこういう系の漫画が嫌いです。王国のため!民のため!はぁ、ほらこういうやつってすぐそういう方向に持ってくる、どうせこの姫さんが城ん中で雇ってる奴らとか他国の偉い人とかとイチャイチャすんだろ、はぁ、なんだよ。しかも主人公の父ちゃんの国王、武器めっちゃ嫌ってるし戦争とか絶対ないじゃん、バトル要素なし??そんなことを思っていると少し大口を叩く俺様キャラの登場。かっこいいなとは思ったけど。まあこういう奴らとラブラブコメコメしていくのか...

 

........あれ?

 

三国志調なのに血が出ないのは珍しいね。

たいてい王国ものは血が出るもの。あれ?国王、めっちゃ武器嫌ってるし、戦争もクソもないじゃん。へえ、こういうタイプの作品もあるんや。

 

 

いやねーよ。

 

 

 もうここにいるのは僕と、この先が気になる人しかいないと思うので言います。

 

1話で主人公の父親は殺されます。

 

はあああああああああああ????メロメロラブラブ楽しいヨナちゃんのハッピーハッピー王国ライフは始まらんのかああああ????!!!なんだよおおお!!悪ふざけしてなっっがい廊下で追いかけっこしたり、変装して下町に行く回とか、昔城で遊んでたな〜っていう回想シーンとか絶対あんじゃーん!!とか思ってたのによぉ!!!!(※城で遊んでた回想シーンはあった)なんじゃなんじゃ!!これじゃあラブラブも何もないじゃん!!どうすんの!

 

その答えが、““なんですよねぇ...(冷静)

 

さっきからちょくちょく言ってる、「イケメン」、彼が助けてくれることになります。実は、ヨナちゃんは父ちゃんがぶっ殺されるのを目の当たりにしちゃってて、めちゃくちゃ混乱してるんですよね、もちろん犯人は殺害を見られたのでヨナちゃんも殺そうとするじゃないですか、そこで助けてくれたのがイケメンなんですよ、最高じゃん、ラブコメの美味しい要素、「絶体絶命時に助けてくれるマジで神みたいな存在」はちゃんとあって「あぁ、こういうやつかぁぁぁぁああああ!!」ってなりました。もちろんイケメンやヨナちゃんは指名手配されますし、旅をすることになります。もちろん、彼女は今まで王女だったわけですから、こんな過酷な状況があったことありませんでしたよ。豆腐まで沈んでいくほどのフカフカのベッドで寝ていたのが、ここで誰が何をしていたのかもわからない地面で野宿が当たり前へ。城の中で優雅に過ごしていた時とは違い、この国の現実を知っていくヨナちゃん。楽しい中での二人の距離が縮まる、とかそういうのではなく、過酷な境遇の中での二人の成長や互いの距離感の変化はとても見ものじゃないかと思います。

 

もう最高でしょう。もちろん主人公の成長と共に、仲間は増えるわ、みんな笑顔は戻ってくるわ、どんどん物語は熱くなりますし、ラブコメですので僕の頬も熱くなります。

 

 ヨナちゃん!!!僕はね、君の旅路を応援したいんだ!!こんなにも見ていてワクワクする物語はなかなかないぞ!!君が無事に旅をすること、それが僕にとっての幸せなんだ。物語の先を知らない僕にとっては、不安でしかない。でも、イケメン雷獣、ヨナちゃんを、これからも、ずっと、守ってあげて。君たちの幸せが、僕の幸せなんだ。

 

そっか、僕の幸せ...。僕の失恋なんて、やっぱり大したことないんだな。

 

その時、もう年末だぞと言わんばかりに冷たい風が、僕の頬に打ちつけた。顔が赤くなった。それは、この寒さからなのか、彼女のことを思ったからなのか、今の僕にはわからなかった。